セミナーと研修

当院はさまざまな研修活動を行っています。

医師、若手医師、医学生、看護師、臨床検査技師その他の医療専門職を対象に、セミナー研修、個人研修を行っています。また福祉専門職や非医療専門職を対象に、定期的にあるいは不定期に研修会を行っています。

*次回のセミナーの詳細は、決定次第、お知らせします。

てんかん学研修セミナー(医師・医学生対象)

医師、レジデント、医学生対象のてんかん学セミナーを年に2回開催しています。 おおむね、冬は小児、夏は成人対象です。

これまでの企画

最近のプログラム(令和2年1月24日~25日)

1日目(金)
10:55-11:05 開会挨拶(高橋幸利)
11:05-11:20 てんかんの診断から治療のアウトライン(高橋幸利)
11:20-12:20 焦点性てんかんの発作症状と脳波(池田浩子)
12:20-13:00 昼食
13:00-14:00 全般てんかんの発作症状と脳波(重松秀夫)
14:00-15:00 小児のてんかん症候群(大谷英之)
15:00-15:10 休憩
15:10-15:50 病院見学(1班、2班、3班、4班)
15:50-16:10 てんかんに関連する福祉制度(橋本睦美)
16:10-17:05 小児てんかんの画像診断(近藤聡彦)
17:05-17:10 休憩
17:10-17:55 発作時脳波・デジタル脳波の読み方(大松泰生)
17:55-18:35 てんかんリハビリテーションと療育(久保田英幹)
19:45     懇親会

2日目(土)
09:00-10:10 てんかん外科(臼井直敬)
10:10-10:40 てんかんの食事療法(今井克美)
10:40-10:50 休憩
10:50-12:15 小児てんかんの薬物治療(今井克美
12:15-13:15 Rasmussen症候群とてんかん自己免疫病態(高橋幸利)

てんかん看護セミナー(看護師対象)

看護師対象のてんかんセミナーを年に1度開催しています。

これまでの企画

最近のプログラム(令和5年10月12日~13日)

こちらをご覧ください。

 

てんかん専門職セミナー(医療・福祉・教育職等対象)

医療職・福祉職・教育職等を対象としたてんかんセミナーを年に2度開催しています。 おおむね、冬は成人、夏は小児対象です。

次回のセミナーは令和2年2月頃に開催します。

これまでの企画

最近のプログラム(令和元年8月1日)

9:30- 9:45 受付
9:45- 9:50 開会(オリエンテーション)
9:50-10:00 主催者挨拶(静岡てんかん・神経医療センター院長 高橋幸利)
10:00-11:15 講義1「てんかんの基本的知識」(小児科医師 大松泰生)
11:15-11:30 休憩
11:30-12:00 講義2「てんかん発作時の対応と他部門との連携」(看護師 田口結理)
12:00-13:00 昼食
13:00-13:30 講義3「てんかん児の保育」(療育指導室主任保育士 藤森潮美)
13:30-13:40 休憩
13:40-14:10 講義4「てんかん児のリハビリテーション」(リハビリテーション科理学療法士 長田英喜)
14:10-14:20 休憩
14:20-15:20 講義5「てんかん児の指導上の留意点」(発達支援室心理療法士 山﨑美鈴)
15:20-15:30 閉会(事務連絡)
15:30-16:00 施設見学(療育棟、A4病棟、中央脳波室、作業療法棟等を班ごとで見学)

臨床検査セミナー(脳波検査技師対象)

検査技師対象の脳波セミナーを開催しています。

これまでの企画

最近のプログラム(平成31年2月5日)

8:30    受付開始(3階図書閲覧室)
8:50- 9:00 オリエンテーション
9:00- 9:10 開催の挨拶
9:10-10:00 講義「てんかんと脳波検査」(神経内科医)
10:10-11:00 外来脳波検査概要説明
       当院での外来ルーチン脳波検査の説明
11:00-12:00 脳波電極付けの実習
       1.ビデオで説明 2.効率的な電極付け方法と実践 3.多動の患者さんの電極付けのこつ
12:00-13:00 休憩・昼食
13:00-13:30 病棟での長時間脳波検査等の見学
       1.長時間脳波検査の電極装着から判読までの説明 2.頭蓋骨内脳波検査の説明
       3.集中モニタリングシステムの説明 4.追尾カメラの説明
       5.発達障害児、小児患者さんの電極装着の説明
13:30-14:30 脳波検査の実習
       外来患者さんの電極付けから覚醒・賦活・睡眠脳波、脳波判読までのルーチン
       脳波検査を説明しながら行う
14:40-15:50 てんかん発作の説明と長時間脳波判読
       1.発作ビデオの解説 発作と発作時脳波の説明
       2.発作(異常波)出現時の対応方法 3.質疑応答
15:50-16:00 閉会

その他の企画

病院内外で、不定期に、特別講演会・研修会などを企画しています。

講演会 Dr Maa講演 2018.9.11
講演会 Dr Ding Ding講演 2018.8.27
講演会 山川和弘先生講演 2018.7.18
講演会 大坪宏先生講演 2018.7.5
講演会 尾内康臣先生講演 2018.6.15
講演会 花田敬久先生講演 2018.6.13
講演会 Dr David Treiman講演 2018.4.20
講演会 三城大介先生講演 2018.3.5
講演会 Dr Robert Wechsler 先生講演 2017.11.9
講演会 Thorbecke氏講演会「ベーテルとは」 2016.10.10
ワークショップ てんかん食ワークショップ 2016.6.12
講演会 山川和弘先生講演 2015.10.7
講演会 丸 栄一先生講演 2015.8.29
症例検討 Dr Charlotte Dravet & Dr Catherine Chiron 病棟回診 2014.5.28
講演会 Dr. Eunik Son講演 2013.5.8
てんかんワークショップ 日本・タイてんかんワークショップ 2012.6.21
てんかんミーティング Dr. I. Scheffer講演等 2012.2.21
講演会 Dr. A.A. Wilfong講演 2012.1.26
講演会 Dr. M.J. Koepp講演 2010.10.26
講演会 Dr. K.D. Laxer講演 2010.8.28
Epileptology meeting Franco-Japanese Expert meeting 2009.1.20
てんかんケア講演会 Ms Kelesina Goodwin講演等 2009.8.3
講演会 Dr. J.W.Sander講演 2009.7.21
てんかんミーティング Dr. P.W. Kaplan講演等 2009.5.19
講演会 Dr. H. Otsubo講演 2009.2.12
講演会 Dr. B. Schmitz講演 2008.8.4
講演会 Dr. P. Chauvel講演 2007.10.10
講演会 Dr. J. Regis講演 2007.10.2
講演会 Dr. C.T. Tan講演 2006.9.26
講演会 Dr. H. Otsubo講演 2006.5.2
展覧会 障害のある芸術家たちの絵画展 2006.4.21-30
Workshop Epilepsy surgery in Asia 2006.3.8-10
公開セミナー 発達障害とてんかん 2005.7.30
公開セミナー 神経小脳変性症 2004.11.3
公開セミナー てんかんのリハビリテーション 2004.10.2
公開セミナー 小児のひきつけ 2004.7.11
講演会 十一元三教授講演 2004.5.20
公開セミナー 物忘れ 2003.10.26
公開セミナー こどものひきつけ 2003.7.13
バロックコンサート カメラタ・モデルナ弦楽四重奏団 2003.4.27
紹介 ベーテル日本庭園の完成 2003.9.20
公開セミナー パーキンソン病 2002.9.29
公開セミナー こどものひきつけ 2002.7.14

共催事業

当院では、さまざまな機関と共催事業を行っています。

てんかん協会との連携

  1. てんかん協会本部が主催する「てんかん基礎講座」や「全国大会」、各地のブロック大会、各県支部が開催するセミナー、講演会、相談会に、医師や児童指導員、ソーシャルワーカーなどの講師を派遣、またキャンプ・旅行等への同行スタッフとして医師、看護師などを派遣しています。
  2. 全国大会等のおりに病院見学を実施しています。
  3. 援助の実際シリーズ「成人の難治てんかん」をはじめ、啓発誌「波」の執筆に協力しています。 また静岡で開催されたてんかん協会第20回全国大会のシンポジウム、記念講演や、第25回てんかん学会のおりに開催されたサテライトシンポジウム「アジアてんかんフォーラム」、トールベッケ博士講演「てんかんと社会」、第4回てんかんリハビリテーション研究会における当院発表などをまとめた「静岡てんかんフォーラム」(日本てんかん協会)、さらに「日常生活のためのてんかんのくすり」(日本文化科学社)、「MOSES:てんかん学習プログラム」などの出版に協力しました。
  4. 第1回てんかんリハビリテーション研究会を共同で開催し、以後継続的に講師を派遣しています。
  5. てんかん総合対策の樹立に関する研究委員会、法制度問題委員会、国際委員会などてんかん協会の各種委員会に委員を派遣してきました。また、国際てんかん協会の運転免許、雇用に関する委員会にも委員を派遣しています。
  6. 生活支援を目的とした共同研究に取り組んでいます。 これまでに「てんかん患者の就労状況-就労実情報告書-」、「てんかん発作をもつ人々の居住に関するニード調査」、「てんかん医療における『インフォームドコンセント』に関する研究」などを実施しました。
  7. 静岡で開催された厚生労働省委託事業「精神障害者の就業支援セミナー関東・東海ブロックセミナー」を後援、院内に事務局を設置し実施に協力しました。同時に「てんかんセミナー」も静岡県支部と共催し開催いたしました。
  8. てんかん協会静岡県支部や、アジア・オセアニアてんかん協会の設立・運営に協力しています。