各部門紹介
放射線科
放射線科の紹介
当院は「てんかん」「神経難病」「認知症」「重症心身障がい」の診療に特化した専門病院です。 専門性の高い特殊な検査も多く診療放射線技師は検査を受ける患者さんに安心で適正な画像や診療情報を提供できるよう技術や知識の向上につとめています。当院で行われる特殊な検査
発作時核医学検査・発作間欠期核医学検査
脳の血流をみるRI検査です。これをてんかんの発作が起きた瞬間をねらって行います。
てんかんの発作が起きていない時(間欠期)にも同じ検査を行いそれぞれの脳の血流の違いを比較することで発作を引き起こしている脳の場所を特定します。
てんかんの発作が起きるまで待つ(最大約6時間)という特殊な検査のため、てんかん専門の診療科がある当院の特徴的な検査です。
放射線科の検査について
一般撮影検査
X線を使用した装置で胸部や腹部、手足などを撮影して肺や骨などの観察を行います。
また、手を撮影した画像を解析して骨塩定量を調べます。
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CT検査
X線を使用した装置で頭部、胸部、腹部などの輪切りの画像を撮影します。脳、肺、内臓や骨の観察を行い病変や出血などがないかを調べる検査です。
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MRI検査
強い磁石の力と電波を使ってからだの様々な方向からの画像を得ることができる装置です。
得られた画像から脳や内臓の病変や血管が詰まっていないかなど観察を行います。
体内の観察だけでなく脳の機能を調べたり、画像データを解析することで認知症の診断補助にも使用されます。
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核医学検査
放射性医薬品(放射線が出る液体の薬)を血管(静脈内)に注射します。注射した薬は血の流れによって脳や心臓などに集まります。
薬が集まったところからからだの外に向かって放射線がでるので、それを収集し解析することで画像にすることができます。
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血管撮影検査
造影剤という薬をからだの血管に流した後にX線写真を撮影することで体内の血管の様子を観察します。
当院は主に脳の血管を撮影し手術などに役立てています。
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