2007-6 事象関連電位(ERP)による高次脳機能評価

2007年7月19日審議会
申請者 神経内科医師 臼井桂子
2007-6 事象関連電位(ERP)による高次脳機能評価
研究の概要 て んかん外科治療目的で頭蓋内電極を留置した症例において言語、記憶といった高次脳機能の局在部位を同定することは、機能温存のため必須である。言語機能検 査に関しては皮質電気刺激が使われるが、電気刺激による発作誘発等の危険性を伴う。また、記憶機能検査については術前に実施されるWadaテスト以外に確 立した手法がない。本研究は、事象関連電位(ERP)を頭蓋内電極から記録することにより、安全かつ効率的に高次脳機能の局在部位を同定する手法を確立す ることを目的とする。
判定 承認 本報告は承認された。