花苗を育成しています。(平成22年10月)

当院では、患者さんに安らぎと潤いを提供する一つの試みとして、26の職場で計60の花苗(サフィニアとミリオンベル)の育成を4月7日より始めました。
これらの苗は、適切な水やり、肥料、摘芯により愛情をもって上手に育てますと、11月まで鉢から溢れんばかりの花を咲かせます。
9月頃には、品評会を開催する予定です。スタッフは、愛しんでケアすることの大切さを育苗からも学びたいと思います。

各職場で大事に育てられている花が見事に成長しています。そのうち18鉢が、7月20日と21日に当院で開催された国立病院機構東海北陸ブロック静岡地区研修会の会場を飾りました。
花は、患者様や職員に安らぎと潤いを与えてくれています。今回は、研修中の皆様の和みとなり、当院の親善大使となってくれました。

平成22年10月12日~15日に品評会を開催しました。
育成していた60花苗のうち、今年の記録的な酷暑に耐えて美しく大きくこの時季まで育った28鉢の花が中央廊下に並びました。
多くの患者さまやご家族、職員が、その華やかさ、美しさに足を止めて見入っていました。特に、ストレッチャーの上で1つ1つの花をゆっくり観賞され喜んでおられた患者さまの情景が印象的でした。

最優秀賞は、職場長や育成責任者からなる投票の結果、投票総数47票のうち17票を獲得した薬剤科のピンクの花のミリオンベルが獲得しました。

今年は、これでフィナーレとなりますが、来年度も引き続き花苗の育成をしますのでご期待ください。