包括的てんかん外科初診外来のお知らせ

外科治療はてんかんの包括的な治療の一つです。手術による発作の抑制だけでなく、術前から患者さんの生活の質( QOL)を阻害している要因を様々な視点から適切に捉えて取り組み、術後も継続的な支援を行うことが大切です。また、患者さんの脳の手術に対する不安は大きいため、その解消には、医師からの十分な説明ももちろんですが、患者さんに寄り添う看護師や他の職種の適切な関与も不可欠です。このようなことから、てんかん外科治療には多職種が包括的に取り組むことが特に必要です。これまで当院は、この包括的なてんかん外科治療を心がけてきましたが、当院の長い経験と国内最多の実績に基づいた丁寧なてんかん外科治療を皆様に一層わかりやすくお届けするために、「包括的てんかん外科初診外来」を開設しました。

当院で行っているてんかん外科治療の特徴
・実績
1983年から32年間、1300人以上の方の手術を行っており、国内で最も多くの実績があります。手術を受けた方は1歳台から60歳台まで、最近は小児の手術が増えています。
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・診療体制
脳外科医だけでなく、てんかん診療を専門とする小児科医、神経内科医、精神科医が協力して治療にあたります。また、看護師、リハビリテーションスタッフ、ソーシャルワーカーなど多職種が手術前から手術後まで丁寧にサポートします。