2007年7月19日審議会 | ||
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申請者 | 臨床検査技師 | 佐倉裕二 |
2007-4 体性感覚誘発電位(SEP)検査における高周波振動(HFO)の解明: 頭蓋内脳波の高周波成分の解析 |
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研究の概要 | 近 年、体性感覚誘発電位における高周波振動が報告されている。この高周波振動の活動の起源は、皮質下由来(脳幹・視床・視床皮質線維)と体性感覚皮質由来の いずれかと考えられている。しかし、いずれの成分に関しても報告症例は少なく、波形や周波数の多様性、それぞれの活動の分布、周囲への波及の程度などが詳 細には検討されておらず、その臨床的意義は確立されていない。そこで、体性感覚誘発電位での高周波成分を頭蓋内電極から記録・解析することで、高周波振動 の発生起源の解明と臨床応用の検討を目的とする。 | |
判定 | 一部修正後承認 | 説明書における不分明な文言を一部修正し、本報告は承認された。 |