てんかん小児・成人混合病棟の紹介
子どもから大人まで様々な年齢の方が入院しています。 検査目的の入院、抗てんかん薬の薬剤調整や、外科治療に向けた検査、食事療法の導入など、入院期間や入院目的も様々です。 病院内には院内学級が併設されているため、学業を継続することも可能です。 学童期・思春期の方の場合は、患者の自立心の成長を支援するため、 家族のもとを離れた単独入院を勧めることもあります。 入院生活における不安をより軽減できるよう、看護師が生活支援を行っていきます。 主治医や薬剤師・リハビリ担当者などのコメディカルスタッフがチームとなり、 子どもの疾患の状態、成長発達レベル、家族背景などの情報から対応策を検討し、 個別性のある生活支援を計画実施しています。 家族のもとを離れた単独入院の場合、子どもが安心して入院生活を継続するために、 家族と連携し、定期的な面会や外泊計画、連絡方法を確立するなどの準備を行っています。 入院生活における、患者様同士やスタッフとの様々なコミュニケーションを通して、 疾患に対する理解が深まり、他者との交流を学習できる機会になるような看護の提供を目指しています。