A6病棟(成人てんかん病棟)
てんかん専門医である精神科医や神経内科医と、てんかん看護に精通した看護師が担当します。 長時間ビデオ脳波同時記録を用いて発作を確認することで、正確な診断と適切な治療を行います。 診断やフォローアップのための検査入院から薬剤調整のための入院まで、数日から数ヶ月の入院が可能です。 看護師は発作の観察、服薬管理、生活リズムの調整、安全管理とともに、他職種と連携し、 患者の発達段階や家族機能などの生活背景を捉え、心理社会的問題の解決への手助けや、 退院後の社会参加を意識した援助を行っています。 発作治療のみならず、リハビリや心理、医療相談など他部門と連携して 包括的なてんかん診療を目指しています。 具体的には運動・作業などの病棟活動、園芸活動、てんかん勉強会、 MOSESを用いた学習会などを実施しています。 活動と休息のバランスを考えた生活リズムの調整・発作を抱えながらも安全な生活を送るためのアドバイス、 発作や病気による悩みを軽くしてんかんと上手く向き合っていくためのお手伝いをします。 また、入院では同じ病気を抱える患者同士が交流できることもメリットです。