筋電図と誘発電位

検査の所要時間

1時間程度

神経伝導速度(MCV・SCV)

検査の方法

腕や足に電気の刺激を与え、その刺激が神経を伝わる時間を測定します。

何がわかるのか?

手足の脱力やしびれなどが末梢神経の障害によるものなのか、神経のどの部位に障害があるかがわかります。

短潜時感覚誘発電位(SSEP)

検査の方法

手首や足首に電気で『チクチク』した痛みの刺激を与え、 その刺激が大脳に到達するまでの時間を計ります。 その際に頭、首、背中などに電極をテープで固定します。

何がわかるのか?

感覚神経のどの部位に障害があるかがわかります。

聴性脳幹反応(ABR)

検査の方法

ヘッドホーンを装着し『カチッカチッ』と鳴る音を左右別々に聴きます。

何がわかるのか?

内耳から脳までの聴神経のどの部位に障害があるかがわかります。

視覚誘発電位(VEP)

検査の方法

椅子に座り、パソコンのモニターに映し出される白と黒の格子模様の中心にある赤い点を見つづけて頂きます。

何がわかるのか?

網膜から脳までの視神経のどの部位に障害があるかがわかります。

中枢磁気刺激による誘発筋電図

検査の方法

手や足に電極を付けて、頭部や首、腰を磁気で刺激します。

何がわかるのか?

中枢から末梢への運動神経の障害があるかがわかります。